もしあなたが死ぬとしたら?ーよりよく生きるために死について考えるー

ヘルス
どうも!パーソナルプロデューサー × コミュニティコンサルの柳生です。

 

健康にはそこそこ自信があるので医療とはあまり縁がない柳生ですが、
医療関係の知り合いでリスペクトさせて頂いているひらたそうしさん主催のイベントにお邪魔して来ました^^

 

 

そうしさんは福岡を拠点にえんぴつ彫刻家イラストレーターとして活動しており、
普段は作業療法士として医療に携わりながら、時々個展やイベントを開催したりされています。
えんぴつの先を彫刻してアートにしてしまうという、独特で斬新な作品を発信しており、
一度見たら忘れられない強烈なインパクトと繊細さのバランスが絶妙な異彩を放っています。

 

 

また、医療の現場にも様々な壁や問題を感じており、医療の世界をエンタメの力で変えるべく、
マイナスに考えがちな病気や怪我、入院をプラスにする方法を模索しています。

表現者として、思想家として、独特の世界観を持ったそうしさんの頭の中を覗きたくなります―。

 

↓ひらたそうしさんのブログ
https://lineblog.me/sohshi_hirata/

 

ちなみに柳生の医療に対する価値観は近藤誠さんの考え方に近いです。

 

養生の道は、多言を必要としない。
実行することは、クスリ・サプリを飲まず、医者に近づかず、健診も人間ドッグも受けないこと。
肉も野菜もよく食べ、酒も甘味も楽しみ、たばこだけは避けること。
よくしゃべり、よく動くこと。
過去を追わず、未来を悩まず、今このときを大切にすることだ。
これが養生の大切な点である。

 

↓近藤誠から学ぶ医療の心得
http://xn--w8j5cu30kto3ac4dj9p.com/kondou-makoto.html

 

映画「パッチ・アダムス」の世界観も好きです。
そうしさんが目指している医療の在り方もパッチ・アダムスに近いようです。

 

柳生の生死感については仏教(法華経)がベースになっており、過去・現在・未来の三世の生命感のもと、
命とは志であり、身体が生きていても志なくば死人も同然で、
身体が死んでも志あらばその心は誰かの心の中で生き続けると思っています。

 

心には境がありません。

 

自分と他人の境も、生死の境も、時間と空間の境も、人間と自然の境も、
すべての境を超えて一つにつながるのが心であり、命です。

 

うん…記事の主旨から脱線して難しい話になっていきそうなのでこの辺にしておきましょう^^;笑
興味のある方は以下をご覧ください。

 

↓今、この瞬間に命をかける
http://xn--w8j5cu30kto3ac4dj9p.com/kako-mirai-ima.html

 

さて、前置きが長くなりましたが本題に入ります。

 

今回参加させて頂いたイベントの趣旨は、

 

「よりよく生きるために死について考えてみませんか?」
ということで、

 

  • 30,000日の使い方(Advance Care Plannningを知る)
  • みんなで話そう!「もしもの時、あなたならどうする?」
  • エンディングノートって知ってる?

 

という各テーマに沿ってお話やグループディスカッションがありました。

 

30,000日の使い方(Advance Care Plannningを知る)

 

30000日 ≒ 82年と50日は日本人の平均寿命と言われているそうで、
生まれてから死を迎えるまでの平均日数が約30000日だそうです。

 

そしてその30000日の中には要介護状態が約10分の1あり、
要介護状態の平均は、約10年=3560日。
要介護状態とは、言葉の通り“介護が必要”な状態を指します。
その期間も含めてどんな風に死にたいか。生きたいか。

 

死を考えることで、生を考える。
今、どう過ごすか、何をして、誰と、どう生きるのか。

 

それを考え、あらかじめ計画しておくことをACP(Advance Care Planning )
アドバンス・ケア・プランニングというそうです。
そしてそのACPを手助けしてくれるのがエンディングノート

 

決めることが目的ではなく、自分の価値観や治療への意向など、
様々な状況も踏まえて改めて自分と向き合い、自分の人生について考える過程が大事だそうです。

 

どんな風に死にたいか、生きたいか、自分の価値観を知ることが大切で、
さらに、それを誰かに伝えておくことが必要だというお話がありました。

 

ちなみに柳生は生まれてから10321日目でした。
もう人生の3分の1を切っていた…!^^;

 

↓こちらで計測できます。
http://www.110kz.com/001/

 

 

生と死は常に隣り合わせで、本来は死を考えることは生を考えることであり、とても大事なことです。
昔の先人たちも常に死と隣り合わせの中で生きていたため、
いかに生きるか、ということを常に考えながら今を生きていたはずです。

だから若くして偉業を成し遂げた偉人がたくさんいます。

 

今の日本は平和ボケしているとよく言われますが、
何も考えなくても生きていける世の中になったのは確かに平和という面では良いことかもしれませんが、
その反面、生きるということについて考える機会が少なくなってしまったという側面もあります。

 

現状に甘んじることなく、先人たちが命懸けてつくった平和の中で、
わたしたちは何をすべきなのか?何のために生きるべきなのか?

 

今一度自分の生き方と向き合い、考え直す必要があるのではないかと思います。

 

とは言え、みんないつかは必ず何かで死ぬわけで、その死亡原因のトップ5はというと、
40歳を越えたら、一番多い死亡原因はやはり“癌”でした。
続いて、心臓の病気、肺の病気、脳の血管による病気となるわけですが、
あなたはどの死に方が良いですか?ということで、各病気の死ぬ過程をグラフ化したデータがあり、

 

縦軸は「心身機能」の経過、横軸は「時間」の経過を示されたものを“疾患軌道軸”と呼んでいるそうで、
大きく3つの経過があり、

 

  1. がんのように 最期の数ヶ月で急激に機能低下する
  2. 心臓の病気のように年単位で 悪くなったり良くなったりをする
  3. 認知症や虚弱のように少しずつ心身機能が低下していく

 

というそれぞれの特徴があるそうで、実際にこうして可視化して目の当たりにしてみると、
癌はたしかに死期が近づくと急激に悪化はしますが、一番心身機能が高い時期が長いため、
人生を楽しむ時間、健康寿命という観点から見れば、意外と一番幸せな死に方なのかもしれないと思いました。

 

↓より詳しいデータや資料などは講師のきむほんじゃ先生のブログを参照ください。
https://ameblo.jp/h0ngja/entry-12445939785.html

 

みんなで話そう!「もしもの時、あなたならどうする?」

 

最後は「もしバナカード」というカードを使ったグループセッションがあり、
たくさんあるカードの中から、自分が死ぬ時、何を求めるかというテーマでカードを3枚選び、
自分が大切にしている価値観を可視化して再認識するというワークでした。

 

人によって選ぶカードが様々で、選んだ3つのカードにも共通点があったりして、
その人が何を大切にしていて、どんな価値観を持っていて、どんな生き方、死に方をしたいのか、
というのが如実に表れていてとてもおもしろく、優しくほっこりする時間でした。

 

ちなみに、柳生が選んだのは…

 

  • 人との温かいつながりがある
  • 痛みがない
  • 私の価値観や優先順位を知る意思決定支援者がいる

 

でした。
やはり痛みや争いを好まない、平穏や安らぎ、安心感などの暖かな幸せや、
魂レベルでの意志や心のつながり、それを共有、継承していく仲間などを求めているんだな〜と、
改めて自分の価値観や意志を再確認することができました。

 

“ピンピンころり”といかない限り、誰しもが疾患軌道軸で示されるように、
寝たきりとなったり、生きるために誰かの手を借りなければならなくなったり、
今は健康だったとしても、そんな期間がいずれは訪れるということを考えた時、

 

その期間も含めて、どう過ごしたいのか?
そしてもし自分の意思を伝えられなくなった時、
その思いを伝えてくれる誰かはいますか?

 

という問いに対して、今は健康だし、死ぬことを考えたってまだ先のことだから…ではなく、
いつ訪れるかわからない死に対して改めて自分の生き方を考え直し、さらにそれを誰かと共有し合う必要がある
なと、
常に死と向き合っている医療の現場に携わっている方々だからこその視点やメッセージを受け、
生き方だけでなく、よりよく生きるためにも、死についても深く考える必要があるなと気づかされたイベントでした。

 

テーマがテーマだけにまだまだ書き足りない感がありますが…とても貴重な体験でした。

 

ありがとうございました^^

 

このイベントは定期化されるそうで、
「梅スタ」というオンラインサロンにて企画・運営されています。
気になる方は是非チェックを!

https://ourmedical.thebase.in/